mellow-w

Nov 06 2009

ダメな人というのは、ひとつには、

「いまの自分の世界から出られない人」

を言うのかなあと思う。
すべてを、自分側の、狭くちいさな関心に
引き寄せてとらえ、
そこにひっかからないものは、スルーしてしまう。
自分とは遠い、関係のない、スケール感のちがうものを、
つかみにいったり、くらいついたりして、
自分の世界をうんと遠くへ広げることができない。

いや、「広げる術を持たない」と
言ったほうがいいかもしれない。

同じ一冊の本を読んでも、
自分側の狭い世界に引き込んでしまうか、
初めての、とんでもなく遠く、抽象的で、
わからない世界に、
くらいついてとりにいくか?

こんな話をしていたら、ある編集者さんが、
松岡正剛さんの言葉を引用して、

「本にさらわれたい」

と言った。
自分の生活圏にない、はるか遠い世界にさらわれるには、
「さらわれる」だけの能力が要るんだなあ、と思う。

具体例の拾い読みをする人に必要なのは、
はるか遠い世界に「さらわれる力」なのかもしれない。

「さらわれる力」はどのようにして伸びるのか?

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